セルローズファイバー断熱材

私たちの暮らしの中で一番快適な空間は「心地よい湿度と温度差のない］環境です。「セルローズファイバー」は、呼吸が出来る木質繊維で調湿を行える優れた断熱材です。
Me+ 乾式吹き込み工法は、このセルローズファイバーで住まいをすっぽり包み込むことで夏涼しく、冬暖かくしかも湿度を程よく感じる高断熱工法です。 自然の力を住まいに生かすことで環境に優しい住まいが実現します。

セルローズファイバーとは

セルローズファイバーとは天然の木質繊維のこと。なぜ天然繊維が優れているのか。その秘密は自然がつくった小さな空気の粒にあります。
セルローズファイバーはさまざまな太さの繊維が絡み合っています。この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1 本1 本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。

隙間にも効果的な「Me+ 乾式吹き込み工法」とは

効果的な断熱施工を行うには、素材の性能の良いことはいうまでもなく、加えて施工法がその性能を十分に活かせるものでなければいけません。
「Me+ 乾式吹き込み工法」は、手の届かない隙間へ簡単に施工できる工法です。従来の断熱材のような敷き込み工事はいっさい不要です。だから新築でも増・改築でも、あらゆる建物に対して、お客様の二ーズにスピーディーかつ的確にお応えできます。

安全性:
添加されているホウ素系薬品は医療や食器にも使用されており、人体への悪影響はありません。
快適性:
デリケートな赤ちゃんのお肌にも安心。天然素材の限りないやさしさが、家庭をおおらかに包み込み決適な住空間を提供します。
保守性:
猛暑、厳冬・騒音などの住む人に不快となるさまざまな要因をすペてシャットアウト。家庭に安らぎのひとときを取り戻します。

セルローズファイバーは、綿状の木質繊維で、それ自体が空気を内包していて熱を伝えにくい性質をもっています。しかも、隙間なく施工できるので、マット状断熱材のように、その継自や隙間から暖気や冷気が出入することもありません。
夏は熱気を抑えて涼しく、冬は寒気を防いで暖かく、快適環境の中で冷暖房費を節約することが可能です。CO2削減は時代の要請でもあります。
セルローズファイバーで環境にやさしい生活を実現しましよう。
　

防燃性 Fire Proof

万一の火災にも対応万全

セルローズファイバーはホウ素系薬品により充分な防然処理がなされており、準不燃材料に合格しています。セルローズファイバーは、炎にも表面が焦げるだけです。万が一火災にあったとしても延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。（難燃3 級）
　
　
　
　

水をはじくから雨漏りにも安心

撥水剤を添加した撥水処理がなされている為、屋根のわすかな雨漏りに対しても大丈夫。水がセルローズファイバーを通 り抜け天井板に達するため、無機質繊維のように水を吸って天井が落ちるようなことはありません。
　
　
　
　

国際的に認められた安全性

セルローズファイバーは木質繊維であり、添加されているホウ素系薬品は医療にも使用され、人体への蓄積や残留がありません。（財）日本建築総合試験所でF ☆ ☆ ☆ ☆ 同等の性能が証明されています。
　
　
　
　

力ビや害虫を寄せつけません

ホウ素系薬品による特殊処理と天然素材がもつ吸放湿性の効果で力ビや菌の発生を防止。またゴキブリ、シロアリ等の害虫にも効果があります。
　
　
　
　

クギなどの金属をさびさせない

クギや建築金属等と接触しても、錆の発生等がありません。錆によって建物が破壊される心配がありません。
　
　
　
　

原料にリサイクル紙を使用

主原料として、新聞残紙を使用しています。
　
　

専用の施工機で行う乾式吹き込み工法で、天井の吊木部分や壁の筋交い部分の小さな隙間にも完全にセルローズファイバーを充填できます。
　

断熱性 Insulating

夏涼しく、冬暖かい快適空間

動かない空気は最も熱を通しにくいものです。一般の断熱材は、その繊維間に連続気泡として、多くの動かない空気を持っているのが特長です。セルローズファイバーは天然木質繊維を原料として造られており繊維の絡み合いによる連続気泡の他に、繊維の中にも多くの動かない空気泡を抱えています。だから、二重の空気の層がダブル効果を発揮し熱伝導率がいいのです。 優れた断熱性能を持つセルローズファイバーを、Me+セルダンD工法により、隙間なく吹き込むことで、夏は外部からの熱の進入を抑え、冬は室内の熱を逃しません。家の中での温度差が少なく、快適な住環境となります。

断熱性能と隙間：

熱の逃げ場は、天井・壁・床の順です。断熱対策をしていない住宅では、下図のような比率で熱を逃がしています。

経済的に室内の温度をコントロール

Me+セルダンD工法を施した住まいは、その高い総合性能により、住宅金融公庫の新省エネルギー基準に適合。暖房費で約7 割、冷房費で約3割の光熱費の節約が可能です。
外気温と室内温の比較データ：

結露を防ぎ、いつも最適な湿度

セルローズファイバーは木質繊維のもっている吸放湿性により表面結露、内部結露を防ぐのに大きな効果があります。一般に吸湿性のある材料は、含湿性能が大きい、すなわち湿気容量が大きいものが多いので結露が生じても、その水分を材料内部へ拡散してしまい、表面に水滴としてあらわれるのに時間がかかる利点があります。 木質繊維のセルローズファイバーは呼吸します。周囲の状態に応じて水蒸気を吸ったり吐いたりしているのです。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし結露を防ぎます。
　
　

騒音を抑え、快適環境をつくる

繊維自体の空気泡により、入射した音エネルギーを熱エネルギーに置換する作用があります。それに加えて繊維同士が絡み合う事により、厚い空気の層を保持しています。この二重の空気の層がダブル効果 で音を吸収しますので、他の断熱材と比べ非常に吸音に優れています。 吸音材として優れた性能を持つセルローズファイバーを高密度で隙間なく施工することによって、日常生活の音、屋外からの騒音、室内から屋外へ逃げるプライべート音を和らげます。効果的な防音処方として、高い評価を受けています。
　

　

特長：
熱の逃げる隙間をつくらす、どんなに狭く複雑な壁や天井裏でも簡単に施工できます。
施工方法：
天井裏は、所定の厚さに吹き込みます。壁は専用シートを貼り、専用シートに小穴をあけて吹き込みます。床は下面に受板か専用シートをはり、その上に吹き込みます。
※ 天井部位の小屋裏側裏面に防湿層を設けない場合は、小屋裏換気が有効に行われるよう、特に配慮します。
対象部位：
天井（密度25kg /㎥）・壁（密度55kg /㎥±5kg ) ・熱伝導率（λ）0.037w / ( m・k )
　

標準施工例　Construction Costs

一般的な住宅での参考価格
施工価格は、壁の厚み・場所によって異なります。その都度お見積り致しますのでお気軽にご相談ください。
　

このセルローズファイバー断熱工法は、一般ユーザー様をメインにご提案させて頂いております。 新築時の施工をご希望の方は、弊社が工務店様と綿密に打ち合わせを致しますので、ご安心ください。

製品・施工のお問合わせは、こちらから

①	屋根なり　シート一重　4,000円／㎡（厚さ150mm）
②	天井積もらせ　2,500円／㎡（厚さ250～300mm） 　２階が暑いという方、改築工事にお勧めです。
③	間仕切り　シート一重＋一重　3,800円／㎡（厚さ100～120mm）
④	外　壁　シート一重　3,500円／㎡（4寸柱の場合）
⑤	２階床下　シート一重　3,800円／㎡
⑥	１階床下　シート一重　3,800円／㎡　（厚さ100mm）

※②天井積もらせ工法は、改築工事の場合、既設状況によって別途工事が必要になる場合があります（大工・電気工事等）

お客様の声 Users Voice

実際にお住まいの方から頂いた感想

稲沢市K様
２階建　床面積：３７坪
セルローズファイバー断熱の家に住んでいますが、冬は部屋の温度差が少なく、家全体が暖かいです。 夏は、エアコンを１階・２階各１台で快適に過ごせており、電気代の節約になっています。
特に違いを感じたのは、実家に帰った時です。 実家は大手D社で数年前に建てました。冬、床暖の場所は暖かいのですが、他の部屋は寒く、全ての部屋にエアコンをつけないと暮らせない感じです。 比較するとセルローズファイバー断熱の効果が良くわかりました。

セルローズ断熱施工住宅 一般家庭とのガス・電気料金比較データ：